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2022/11/30(水)紀州のマルちゃんインタビュー(2022年12月4日「Z RACING PARTS presents RESISTANCE

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2022年12月4日「Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10」のセミファイナルに出場する紀州のマルちゃんの特集インタビューを公開させていただきます。

セミファイナル INNOVATIONスーパーフェザー級(58.97kg)王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分3回戦(延長1ラウンド)
紀州のマルちゃん(キシュウノマルチャン/武勇会/INNOVATIONスーパーフェザー級2位)
RISING大輝(ライジングダイキ/ライジング己道会/INNOVATIONスーパーフェザー級3位)

——常に熱い試合の両雄がINNOVATIONスーパーフェザー級王座挑戦者決定トーナメント決勝戦で激突です。どんな試合になりますでしょう?

行き当たりばったりです! 展開予想とか考えたことありません。一方的だろうが打ち合いの激闘だろうが、オレがKOで勝って場内がドカーンって盛り上がるってことしか見えてません。

——相変わらずの……。

根拠のない自信!(※1)

——マルちゃん選手ももう長らくランカー選手として活躍して、チャンピオンベルトに手がかかることもしばしばでした。それでいながら良いところで負けてしまうこともあったわけで、普通は次戦の相手が決まったら、対策を練って練習するものでは?

対策とか好きじゃないです。それよりも自分のレベルを上げること。そして、頭から呑み込む。相手を研究してシミュレーションをいくらしたところで、相手だってそれを見越して対策してくるわけですから、その裏をかく気満々でしょう。それで自分の想定から外れたら調子が狂ってしまうなんて弱いでしかないです。相手だって成長進化する。だから、それ以上にオレがでかくなればいいんです。そんで驚くようなスカッとKOしますから!

——なんとも心配になるほどハードルを上げまくるというか。

ハードルなんていくらでも上げなきゃ。時々「あんまハードル上げないでくださいよー」とか言ってる奴いるけど意味わからん。

——驚く程のポジティブシンキングでもあります。

ちょっと負けが込むと「東京のジムに移籍して練習した方がいいんじゃないか?」とか言う人もいて、それはオレのことを買ってくれて心配されているんでしょうけど、キョーミねぇ! オレは武勇会と会長(藤岡勇人)や師匠の吉岡雅史支部長たちを心底信じて尊敬しています。今のオレがあるのは武勇会とINNOVATIONのお蔭。強い奴はどこにいたって強くなるし、俺は強い奴なんです!

——マルちゃん選手の熱さと肝の太さは尋常ではありません。

自分を貫く! 信じていますから。そりゃ、勝負は結果が出なければ意味はありません。けど、一度負けたからって、それが人生の敗北でも何でもない。諦めたら終わりです。けど、オレは諦めることなんか絶対にしないから。どんなにやられてもそれきっかけで成長して倍返しです!

——そんなソウルフルでパンクな魅力に溢れるマルちゃん選手の今後の目標は?

狙っていることあります。凄い未来が見えてます!

——それは?

言えません!(笑)

——(ずるっ)

時が来ればブチ上げます!

——それは、この試合で勝利して現王者、新田宗一朗選手への挑戦権を得た時?

とは限りません!

——INNOVATION王者のベルトを巻いた時?

とも限りません! いつかとは定めませんけど、そこに至るストーリーを楽しんでいただければ(笑)。

※1 根拠のない自信 参照(1年前のインタビュー記事):https://kick-innovation.com/topics_detail.php?id=50

紀州のマルちゃんのプロフィール

リングネーム:紀州のマルちゃん
フリガナ:キシュウノマルチャン
所属:武勇会/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:1998年4月15日(24歳)
出身地:和歌山県紀の川市
身長:180cm
戦型:サウスポー
戦績:15戦9勝(6KO)5敗1分
ステータス:INNOVATIONスーパーフェザー級2位