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[2018/12/04] 宮元啓介ד闘ふ神主”櫻木崇浩(12月8日)試合解説

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第9試合/トリプルメインイベント3 スペシャルワンマッチ 57.5kg契約 3分5R
宮元 啓介(橋本道場/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
“闘ふ神主”櫻木 崇浩(武勇会/INNOVATIONフェザー級1位・前王者)

空を切り裂くサイクロン
“闘ふ神主”が鎮め奉る!

町田光や山口裕人と侑馬の兄弟、タネヨシホなど多士済々の名選手がひしめくJAPAN KICKBOXING INNOVATION所属ファイターの中でも“THE CYCLONE”宮元啓介は、ひと際、輝くスターだ。

変幻自在の蹴りは、異名の通り真空を生み出すカマイタチのように鋭く華麗。今ではメジャーな技となった「三日月蹴り」もあらゆるパターンを有する第一人者。そこに惚れ込んだKNOCK OUTは、彼をレギュラーとして起用するのもさもありなん。

痛し痒しなのは、そんな人気者ゆえ、ホームリングに登場する機会が稀なこと。その貴重な機会、INNOVATONは、このところの同団体を支え続けた生粋のINNOVATONっ子の王者クラスを当ててメインとした。

“闘ふ神主”櫻木崇浩は、自らリングネームに冠するキャッチコピーの通り、正真正銘、神主を生業とする変わり種。試合は、国内有数の堅固なディフェンスを張りながらローキックなどダメージを蓄積させるタイプの攻撃を誠実に繰り出し続ける。

そんな両者の共通点は「空手道」。ともに幼少時からフルコンタクト空手をたしなみ、強固な心身を育んできた。宮元の師匠である橋本敏彦会長は、櫻木に「タイプが同じ」と語ったことがあるという。

実績や派手さで宮元に長があるが、INNOVATONを護ってきた神主の矜持は、予想を上回る激戦と驚く結果を導き出すかもしれない。