HOME > NEWS > 門田哲博×太聖(12月8日)試合解説

[2018/12/02] 門田哲博×太聖(12月8日)試合解説

このエントリーをはてなブックマークに追加
第7試合/トリプルメインイベント1 INNOVATIONウェルター級タイトルマッチ 3分5R
門田 哲博(武勇会/同級王者)
太聖(岡山ジム/同級1位)

INNOVATONを彩る激烈連闘
今年三度目の対決は最終決戦!

今年のINNOVATON興行の目玉の一つは、門田哲博と太聖の抗争劇であったかもしれない。

あまりにもユーモラスで特異なキャラクターの太聖は、確かな実力者。3月25日、現役王者の門田を斬り伏せてTKO勝ちした際は、運が良かったかとも思われたが、その金星をもって組まれた5月13日のダイレクトリマッチによるタイトルマッチでは、大接戦のドロー。引き分けは、王者の防衛であり、実質上の勝利を門田が辛うじて得ながら、大いに遺恨を残した。

そこからの両者は、それぞれの次戦で大きくステップアップした。

門田は、9月2日、WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者、NJKF同級王者の二冠王、白神武央とINNOVATON×NJKFの威信をかけた団体対抗戦で見事勝利。太聖は、9月8日、強打の難敵、番長兇侍と激闘の末、スプリットデシジョン(判定2-1)ながら勝負をものにした。

まさに舞台は整った。

アトム山田など名王者を育ててきた師匠、藤岡勇人会長は「門田ほど練習するチャンピオンはいない」と1日5時間に及ぶハードトレーニングを遂行する門田に舌を巻く。「三度目の正直」を期する太聖は、冗談好きの馬木一路会長にいじられ続けてキャラを濃くしているが、相応の秘密特訓をしているであろうことは想像に難くない。

さあ大一番、待ったなしだ!