第10試合 メインイベント INNOVATIONライト級(61.23kg)タイトルマッチ 3分5回戦
紀州のマルちゃん(キシュウノマルチャン/王者/武勇会/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONライト級王者)
弘・センチャイジム(コウタ・センチャイジム/挑戦者/センチャイムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONライト級1位)
INNOVATION愛を常に掲揚し、INNOVATION中量級を盛り上げ続ける四国のスターファイター、紀州のマルちゃんは、2023年12月10日にINNOVATIONライト級王座に着き(井上竜太戦/判定勝ち)、2025年4月5日に同王座を初防衛(井上竜太戦/判定勝ち)、その前は、2024年3月29日、ONE Championshipに出場するもダウンの応酬となる激戦の上、KO負け。2025年5月25日、Krushに出場、西元也史に判定負け。その後、7月20日、KNOCK OUTに出場予定も前日計量前に脱水症状で倒れて試合は中止。そこからの再起戦が、この2度目の防衛戦となる。
挑戦者、弘・センチャイジムは、INNOVATIONライト級挑戦者決定トーナメントで優勝した強者。昨年11月9日、浅川大立(元INNOVATIONフェザー級王者)、今年3月22日、新田宗一朗(元INNOVATIONスーパーフェザー級王者)、7月6日、井上竜太と強豪相手に立て続けに判定勝利の3連勝と勢いに乗っている。
大舞台を経験しながらも艱難辛苦をひた走る27歳のベテランチャンピオンに24歳の新星チャレンジャーがアタックするという構図は、挑戦者に有利と見られがちだが、虎の子のベルトの防衛、再起への執念などマルちゃんのモチベーションは、他者の憶測を遥かに超えてたぎっていることだろう。
タイトルマッチの威厳と相まって、凄まじい激闘の予感あるメインイベントとなった。
第9試合 セミファイナル INNOVATIONウェルター級(66.67kg)タイトルマッチ 3分5回戦
涼矢(リョウヤ/王者/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級王者)
祐己(ユウキ/挑戦者/拳伸ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級8位)
涼矢は、沖縄のヤンバル(北部の名護市)で生まれ育ち、少年期からフルコンタクト空手に勤しみ、高校時代に2度の全国大会トーナメント準優勝(決勝戦の相手はいずれもRISEライト級王者の中村寛)など好成績を収め、キックボクシング転向後、地元興行「レキオバトル」のエースとして活躍。INNOVATIONでは、2024年7月7日、メインイベントで韓国のHERO70kg級王者、チェ・ミンスに勝利し、同年9月1日、レキオバトル興行内で認定されたINNOVATIONウェルター級王座決定戦で、櫻井博に勝利して王者となるも、そこから現在まで戦線を離脱し、この初防衛戦が復帰戦となる。
祐己は、これまで「yuuki」のリングネームで活躍してきた新鋭で、今回が王座初挑戦。所属する拳伸ジムの鮫島伸二会長が、今年、INNOVATIONの理事長に就任しただけに、是非とも同ジムに初のINNOVATIONチャンピオンベルトを持ち帰ろうと燃えていることだろう。
大ぶりの右フックを振り回し、常にアップダウンを繰り返す激闘派の涼矢が久しぶりのリングでいかに力を発揮できるか注目だ。
第8試合 INNOVATIONフライ級(50.8kg)王座決戦 3分5回戦(延長1R)
吉角 綾真(ヨシズミ リョウマ/マイウェイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONフライ級1位)
藤原 将裕(フジハラ マサヒロ/MWS/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONフライ級4位)
第7試合 フライ級(50.8kg) 3分3回戦
松田 虎之介(マツダ トラノスケ/TARGET/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元INNOVATIONフライ級王者)
マグナムカンタ(直心会/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第6試合 スーパーバンタム級(55.34kg) 3分3回戦
翔力(ショウリ/拳伸ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONバンタム級3位)
武寛(タケヒロ/真弘館/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第5試合 56kg契約 3分3回戦 肘打ちなし
翔龍(ショウリュウ/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONスーパーバンタム級10位)
中路 也真人(ナカジ ヤマト/習志野ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第4試合 フライ級(50.8kg) 3分3回戦
石井 識規(イシイ サトキ/STRIFE/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONフライ級10位)
櫻田 直人(サクラダ ナオト/TEAM J.S.A 芦原会館夷隅支部)
第3試合 スーパーフェザー級(58.97kg) 3分3回戦
篤志(アツシ/TEAM J.S.A/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONスーパーフェザー級10位)
大雅(タイガ/拳伸ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第2試合 INNOVATIONフェザー級(57.15kg)新人王戦決勝戦 2分3回戦(延長1R) 肘打ちなし
尾島 将悟(オジマ ショウゴ/モリタキックボクシングジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
渡辺 龍心(ワタナベ リュウシン/渡辺ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第1試合 INNOVATIONフェザー級(57.15kg)新人王3位決定戦 2分3回戦(延長1R) 肘打ちなし
山本 和紀(ヤマモト カズキ/真弘館/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
上野 玲雄(ウエノ レオ/LEO GYM/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
オープニングマッチ 2分2R(延長1分1R)
洸冴(コウガ/拳伸ジム)
大原 桜臥(オオハラ オウガ/MIYABI GYM)